作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 凍害による劣化深度を考慮したRC棒部材の曲げ解析モデル |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) |
発表年月日 | 2021/11/20 ~ 2022/11/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海学園大学 | 金澤 健(KANAZAWA Takuru) |
寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
北武コンサルタント株式会社 | 坂口 淳一(SAKAGUCHI Junichi) |
JIPテクノサイエンス株式会社 | 川口 和広(KAWAGUCHI Kazuhiro) |
抄録 |
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極限解析の上界定理を用いて,凍害による材料劣化が生じたRC 棒部材に対し,実験結果の回帰式等を用いず,軸力と終局モーメントの相関曲線を解析的に得られる力学モデルを構築した.構築したモデルは,実構造物のコア供試体から取得した劣化深度に基づいて速度場を分割することで,劣化域の耐力への寄与を評価することが可能である.凍結融解試験後に曲げ破壊を生じた21 体の実験結果との比較により,構築したモデルが平均で±5%の算定精度を有していることを確認した.さらに,著しい劣化により撤去された既設RC 床版から切り出したはり部材の曲げ解析を行い,実験結果と比較することで,劣化深度を指標とした力学的合理性のある健全度評価の可能性を示した. |
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