作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 土砂流出モデルWEPPを用いた土層改良による農地の土壌侵食抑制効果の予測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第822号 |
発表年月日 | 2021/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
水利基盤チーム | 田中 健二(TANAKA Kenji) |
抄録 |
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農地からの土砂流出を減少させるためには、発生源対策である土壌侵食抑制が重要であり、表面流出が発生しにくい透水性の高い土壌条件の土壌にすることが求められる。透水性の改善には土層改良が有効であるが、土壌侵食対策として実施されるためには、その効果を明らかにする必要がある。本研究では、農業小流域を対象に、土砂流出モデルWEPPにて流域スケールで予測計算を行う手法を示すとともに、土層改良により圃場の透水性が改善した場合の土壌侵食抑制効果をWEPPにて推測した。WEPPによる計算の結果、透水性の改善により土壌侵食量の多い降雨条件で4割程度の土砂流出削減効果が見込まれ、土壌侵食量の少ない降雨条件ではさらに高い削減効果があると推測された。 |
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