国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 防雪柵開口部の斜行柵群による視程と風速の緩和対策

作成年度 2021年度
論文名 防雪柵開口部の斜行柵群による視程と風速の緩和対策
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第825号
発表年月日 2021/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム松下 拓樹(MATSUSHITA Hiroki)
雪氷チーム櫻井 俊光(SAKURAI Toshimitsu)
雪氷チーム松島 哲郎(MATSUSHIMA Tetsuro)
雪氷チーム吉井 昭博(YOSHII Akihiro)
雪氷チーム遠藤 康男(ENDO Yasuo)
雪氷チーム西村 敦史(NISHIMURA Atsushi)
抄録
道路の吹雪対策施設として防雪柵が整備されている。防雪柵は連続的に設置されるが、道路交差部等では開口部が設けられる。防雪柵開口部では、吹雪視程の急激な低下や強風が発生するため、その対策として副防雪柵が設置され効果を発揮している。しかし、風が防雪柵に直交する条件では、その効果が限定的となる場合がある。本研究では、防雪柵開口部における新たな副防雪柵として、幅3mの防雪柵3枚の向きをそれぞれ変えて並べた副防雪柵(斜行柵群)を考案し、現地観測を行った。その結果、斜行柵群の設置により、風向が防雪柵に直交する場合でも、無対策の場合に比べて視程低下や風速増加が緩和され、これらの観測数(頻度)が減少することが示された。
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