作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 冬期におけるシラン系表面含浸材の最適な施工方法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第826号 |
発表年月日 | 2022/01/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMATA Akinori) |
抄録 |
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シラン系表面含浸材は、コンクリート表層を疎水化し、コンクリート内部への水や塩化物イオンの侵入を抑えるための浸透性の保護材料である。国土交通省北海道開発局が管理する道路橋では、コンクリート部材の劣化対策として広く使用されている。出水期の作業回避や工期の制約等により、シラン系表面含浸材の塗布を冬期に行う場合、コンクリート表面は温度が低く、川霧や結露で濡れやすいことから、シラン系表面含浸材の塗布に先立ち、コンクリート表層を十分乾燥させる必要がある。そこで、冬期においても、シラン系表面含浸材を確実に表層へ含浸させる施工技術の確立を目指し、11~1月に道路橋のコンクリート主桁下面において塗布実験を行った。その結果、表層を乾燥させるための塗布前の加温に加えて、塗布後においても、温度低下による湿度上昇を抑えるため、加温を続けることが大切である知見を得た。 |
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