作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 河道内に供給された砂礫の輸送過程に関する実験と数値解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第827号 |
発表年月日 | 2022/02/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 平松 裕基(HIRAMATSU Yuki) |
寒地河川チーム | 川村 里実(KAWAMURA Satomi) |
北海道大学工学研究院 環境フィールド工学部門 水圏環境工学分野 准教授 | 岩崎 理樹(IWASAKI Toshiki) |
寒地河川チーム | 大串 弘哉(OGUSHI Hiroya) |
抄録 |
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近年、生態系も含めた河川環境の改善のため、河道内への土砂還元として置き土が実施されている。この置き土の効果は長期にわたるモニタリング等によって評価されているものの、その効果を定量的に把握する手法は確立されていない。そこで、本研究では置き土材料を追跡する数理モデルを用いて、実験時の置き土材料の広がり方をどの程度表現することができるのかを調べた。また、実験では、河道内に形成された砂州と置き土の相対的な位置関係を異なる条件に設定しており、この違いが置き土材料の広がり方に与える影響に着目した。その結果、砂州前縁線の下流側の洗掘部から河床が上昇してくるような位置に置き土を設置する条件が最も河道内に広がりやすいことがわかった。また、数値解析によって材料の広がり方の傾向は概ね再現されており、数理モデルの妥当性も示された。 |
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