作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 直接基礎橋脚の洗掘危険度評価に関する被災要因の定量的抽出 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第57回地盤工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | 第57回地盤工学研究発表会発表講演集 |
発表年月日 | 2022/07/20 ~ 2022/07/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 角田 富士夫(TSUNODA Fujio) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika ) |
寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
抄録 |
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台風や豪雨の経験が少なかった北海道では、平成28年8月の台風の影響により、道路橋の直接基礎形式橋台の背面地盤の侵食、洗掘、流失による落橋被害のほか、橋脚まわりの洗掘に起因する沈下被害が多発するなど過去に経験したことのない災害が発生した。そのため、異常出水で洗掘が急速に進行する橋梁被災を未然に防ぎ、要注意橋梁を簡易的にスクリーニングする危険度評価手法の開発を目的に、北海道内の過去の洗掘に起因した直接基礎形式被災橋脚を標本に数量化理論Ⅱ類分析を行い、洗掘被災に影響を及ぼす有効要因の定量的抽出を試みた。その結果、既存資料やGIS用いて簡易的に得ることができる要因情報のうち、示方書適用年、橋長、落差工との距離、河床勾配に加え、曲率半径川幅比、流路内位置比が要注意橋梁判定の拠り所あるいは着目点になり得る要因と考えられる。 |
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