作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 固化破砕土による盛土の時間経過にともなう強度変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第62回地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | 地盤工学会北海道支部技術報告集第62号 |
発表年月日 | 2022/01/28 ~ 2022/01/29 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika ) |
北海道開発局 | 仲条 元(Chujo Gen) |
株式会社ドーコン | 高橋 秀彰(Takahashi Hideaki) |
株式会社ドーコン | 畠山 潔芽(Hatakeyama Kiyome) |
抄録 |
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道路の維持修繕工事で発生するアスファルト舗装の切削材(以下「アスファルト廃材」という)は、法律で再資源化が義務づけられており、主に舗装分野で再利用されているが、道内の一部地域では発生量に比べ利用量が少なく余剰となっている。そこで著者らは、アスファルト廃材の再利用範囲を拡大し、盛土材料として有効利用することを検討している。過年度に行ったアスファルト廃材の盛土実験では、気温が上昇する夏期に圧縮沈下が生じる事象が確認され、温度が盛土の圧縮に影響・関与していることが示唆された。本研究では、加熱によるアスファルト廃材の物性の変化を室内試験で確認するとともにアスファルト廃材の試験盛土内に温度センサーを設置し、盛土内の温度と圧縮の関係を分析した。その結果、アスファルト廃材は加熱により固結度が低下し細粒化する性質を有しており、夏期のアスファルト廃材の温度上昇が盛土の圧縮を招くことが分かった。 |
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