作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 堆雪形成に伴う交通流の変動と効果的な排雪作業に向けた研究の取組み |
論文名(和訳) | |
論文副題 | ~札幌市内での実測事例より~ |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 機関誌「ゆき」 |
発表年月日 | 2022/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 宗廣 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地機械技術チーム | 飯田 美喜(IIDA Miki) |
抄録 |
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積雪寒冷地の円滑な道路交通を確保するためには、冬期に除雪作業を行うことが必須である。降雪の都度、車道、路肩、歩道上に堆雪が形成される。堆雪は、日々の降雪並びに除雪作業の実施により、成長する。堆雪による有効車道幅員の減少のため、道路交通サービスの低下に至る。さらには、深刻な交通障害がもたらされることもある。 札幌市における令和3年度冬期(R3年11月~R4年3月)の降雪・積雪は、例年と比較し、累計降雪量及び積雪深が大きくなった。このため、同市の道路において路肩堆雪が大きく形成され、道路交通サービスの低下に至った。 当研究所では、効率的な除排雪作業計画の立案支援技術構築に向け、路肩堆雪の形状を計測し、その解析により堆雪の大きさの予測や、堆雪による交通流の影響の解明などに取り組んでいる。 本稿では令和3年度冬期の札幌市内における調査を踏まえ、以下について報告する。 1)札幌市内における路肩堆雪状況 2)堆雪に伴う交通流の変化 3)効果的な排雪作業の実施に向けた検証 |
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