作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 複合型地盤改良における改良体の強度設定と盛土の耐震性能に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第831号 |
発表年月日 | 2022/05/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika ) |
抄録 |
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道路土工構造物の設計は使用目的との適合性および構造物の安定性について、作用(常時、降雨、地震時、その他)およびこれらの組み合わせた外力に対して、求められる要求性能(性能1~3)を満足すべきと道路土工構造物技術基準に記載された。換言すると、セメント等により地盤改良された軟弱地盤上の盛土の安定性に対しても、具体的な目標性能(使用限界、修復限界、終局限界)を定めた上で,その目標性能に対して検討すべき作用力を設定 し、目標とする性能に達しているか評価する必要があることを示唆している。 そこで、浅層改良体と深層改良体を併用した複合型地盤改良上の盛土がL1およびL2地震動に対してどの程度の耐震性能を有するか動的遠心力載荷模型実験で検討した。その結果、限定された条件ではあるが、現行の浅層改良体の押抜きせん断破壊、曲げ引張り破壊、および深層改良体の鉛直応力に対する安全率が1を上回れれば、道路土工構造物技術基準に示す盛土の耐震性能1を満足する知見を得た。 |
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