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論文投稿 寒冷地におけるスケーリング発生要因とその対策

作成年度 2022年度
論文名 寒冷地におけるスケーリング発生要因とその対策
論文名(和訳)
論文副題
発表会 新樹社
誌名(No./号数) 防水ジャーナル7月号
発表年月日 2022/07/15
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake)
抄録
スケーリングは、コンクリートの凍害劣化形態の一つであり、供給された水分が凍結融解作用によって体積変化を起こし、これによってコンクリート表面に微細ひび割れが多く発生し、表面がフレーク状に剥げ落ちる現象である。スケーリングが進行すると、部材の断面損失や鋼材の露出、腐食に至ることから、コンクリート構造物の耐久性低下が懸念される。スケーリングは、塩化物が作用すると促進されることが知られている。このため、沿岸地域や凍結防止剤が散布される路線では、AE剤が適切に使用されているものの、スケーリングが発生している事例が確認されている。本稿は、塩化物によるスケーリング促進要因とその対策について、既往文献と筆者の実験結果を交えながら平易に述べたものである。
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