作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 超速硬系材料を用いた修復箇所のはつり面改善による凍害劣化対策の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第833号 |
発表年月日 | 2022/07/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 内田 侑甫(UCHIDA Yusuke) |
耐寒材料チーム | 内藤 勲(NAITO Isao) |
耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMATA Akinori) |
抄録 |
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コンクリート構造物の断面修復において、電動ピック等の打撃系の劣化部除去方法では、はつり面の健全なコンクリートに微細ひび割れ等が発生し、部分的に取り切れない脆弱箇所が残存することによって、凍害等による早期再劣化が生じやすいことが報告されている。また、橋梁上部補修等のように交通規制の早期解除を目的とした断面修復では超速硬系材料が用いられるが、積雪寒冷地では再劣化事例が多く報告されている。本研究では、超速硬系材料を用いた断面修復箇所における凍害に対する再劣化抑制対策の確立を目的に、打撃系によって劣化部を除去したはつり面を浸透性塗布材で改善した補修供試体を用いて、凍結融解試験前後の接着強度試験等の比較から浸透性塗布材等による再劣化抑制効果について検討した。その結果、エポキシ樹脂系の浸透性塗布材と接着剤を併用したはつり面の改善を行うことによって、超速硬系材料で補修した箇所の耐凍害性が向上し、断面修復効果の持続性が向上することを確認した。 |
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