作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | FEM解析による岩盤亀裂進展のモデル化方法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会令和4年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | 日本応用地質学会令和4年度研究発表会講演論文集 |
発表年月日 | 2022/10/13 ~ 2022/10/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
防災地質チーム | 坂本 尚弘(SAKAMOTO Naohiro) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
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UAV撮影写真からSfM解析により三次元地形モデル上に、UAV観察及び露頭調査に基づいた亀裂の走向・傾斜を表現することで、面構造の立体的な把握を行い、不連続面交差状況に基づいた三次元の崩壊形態モデルを想定した。筆者は、塑性ひずみ量に応じた岩盤物性の強度低減を反映した数値解析を繰り返し行うことで、ゆるみ等による岩盤の劣化進行過程を再現する「FEMステップ解析法」を考案してきた。本検討では、想定した崩壊形態モデルに基づき、岩盤自体の強度ではなく、地山からブロックを縁切る不連続面の強度に対して、FEMステップ解析法の適用を試みた。その結果、物性を逐次変更する繰り返し解析により、不連続面の強度低下範囲の拡大を再現することができた。この手法を発展させることで、亀裂面に囲まれた岩体が応力的な経年劣化により将来的に崩壊至る可能性があるのかを判定できる可能性を示した。 |
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