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発表 砂州波高と流量の違いが河岸侵食に与える影響に関する実験

作成年度 2022年度
論文名 砂州波高と流量の違いが河岸侵食に与える影響に関する実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第67回水工学講演会
誌名(No./号数) 土木学会論文集B1(水工学)
発表年月日 2022/11/23 ~ 2022/11/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地河川チーム平松 裕基(HIRAMATSU Yuki)
広島大学大学院井上 卓也(INOUE Takuya)
寒地河川チーム山口里実(YAMAGUCHI Satomi)
抄録
澪筋の固定化によって局所洗掘などが生じていることが指摘されており,砂州が発達すると河岸侵食の危険度が高まることが懸念される.そこで,本研究では,初期河床として高水敷と低水路を設け,低水路内には砂州を作成し,その砂州波高と流量を異なる値に設定した基礎的な水理実験を実施した.実験の結果,砂州上の砂の一部が移動する程度の掃流力条件下では,砂州波高あるいは流量が大きくなるにつれて河岸侵食速度も大きくなることが確認された.一方,砂州上の砂のほとんどが移動する程度の掃流力条件まで流量が大きくなると,流量が小さな条件よりも河岸侵食速度が小さくなることが実験の結果から示された.これは通水中に水衝部の位置が移動したことによるものであると推察される.
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