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発表 救急排水機場ポンプの実機を用いた異常模擬試験について

作成年度 2022年度
論文名 救急排水機場ポンプの実機を用いた異常模擬試験について
論文名(和訳)
論文副題 羽根車に模擬的な異常を発生させた計測試験
発表会 令和4年度 建設施工と建設機械シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2022/11/29 ~ 2022/11/30
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地機械技術チーム小林 勇一(KOBAYASHI Yuuichi)
寒地機械技術チーム永長 哲也(EINAGA Tetsuya)
抄録
河川ポンプ施設の一つである救急排水機場では、可搬・着脱式のコラム形水中ポンプが使用されている。このポンプは、出水時の浸水被害を軽減するため、非常時には確実に稼働しなければならない。しかし、コラムパイプ内部に設置するため、設置後は直接目視や触診ができないうえ、ポンプ本体への状態監視用センサーの取り付けも難しく、稼働中の異常や変調の確認が極めて困難である。設備の老朽化も進行しており、限られた予算のなかで信頼性を維持するためには、稼働状態を的確に把握し、適切な整備や更新を行う必要がある。そのため、稼働状態を的確に把握できる状態監視技術が求められている。 そこで、コラム形水中ポンプの稼働状態を的確に把握できる技術の提案を目的とし、実機による異常模擬試験を実施し、電流波形・振動波形等を解析のうえ、異常による各解析値の変動傾向を分析したので報告する。
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