作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 札幌市内における堆雪形成に伴う交通流変動について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第835号 |
発表年月日 | 2022/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム(国際研究連携班兼務) | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
寒地交通チーム | 倉田 和幸(KURATA Kazuyuki) |
寒地交通チーム | 伊東 靖彦(ITO Yasuhiko) |
抄録 |
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本研究では、札幌市内の4車線道路を対象とし、路側設置の観測用カメラから取得した画像データを利用し、冬期条件下の道路の堆雪幅や車両走行位置、交通量、走行速度の自動計測を試行した。画像分析の実行に際し、深層学習の畳み込みニューラルネットワークを用いた。2016~2020年度に取得した5箇年の画像を用いて、堆雪幅別、路面状態別により交通量と走行速度を集計し、交通量-速度モデル(Q-V)を構築した。結果として、対象とした道路断面において堆雪幅が拡がるに従い、交通量と走行速度がともに大きく低下することが示された。片側2車線の5分間当り交通量が、堆雪幅2.0mでは、堆雪なしと比べて60%に低下した。さらに路面状態及び堆雪幅別に構築したQ-Vモデルを基礎資料とし、冬期道路サービス水準の階層化を試行した。 |
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