作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | トンネルの掘削に伴う地質に応じた地山の緩みの調査事例 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第49回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 第49回岩盤力学に関するシンポジウム講演集 |
発表年月日 | 2023/01/11 ~ 2022/01/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 川又 基人(KAWAMATA Moto) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
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岩盤掘削後の表面付近では応力の解放,亀裂の顕在化に伴う緩みや塑性領域が発生する場合がある.それらの拡大や生じやすい特徴を事前に把握できれば,切羽の安定性を評価する有効な情報になるといえる.本調査ではトンネル施工時の地質調査として複数回実施される切羽前方への先進ボーリング孔での速度検層によるP波速度に着目し,1回目の地山深部と,2回目の切羽近傍の値を重複する同一区間で比較した.調査の結果,切羽近傍でのP波速度は平均で2割程度低下していた.また,P波速度が2.5から2.0Km/sに低下した泥岩の区間において,2回目の先進ボーリング調査による地山等級が,1回目の地山等級よりも構造上位に判定されるなど,地山等級の判定にP波速度の変化を加味することの有効性が示唆された. |
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