作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 冬期施工における養生条件がコンクリートの早期スケーリングに及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 公益社団法人土木学会北海道支部 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2023/01/28 ~ 2023/01/29 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 佐藤 義臣(SATO Yoshitaka) |
耐寒材料チーム | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMATA Akinori) |
抄録 |
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近年、冬期に施工した地覆や壁高欄等のコンクリートにおいて、JIS工場から出荷されたコンクリートを用い、湿潤養生、温度、型枠・支保工の取り外し時期、および取り外し後の管理等、工事仕様書や設計施工関連の基準等に則って施工した場合でも想定より早期に凍結融解作用によるスケーリング劣化が発生している事例がある。本研究では、養生条件が早期のスケーリング発生に及ぼす影響について室内実験を行い、現場条件や気象条件を考慮して養生条件を設定する際に、その設定が適切でない場合には必要な養生が不足しスケーリング劣化が大きくなる可能性があること、およびスケーリング抵抗性は圧縮強度だけでなく、セメントの種類やコンクリートの含水率、作用する水の種類(真水、塩水)等を考慮して評価する必要があることを確認した。 |
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