国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 高温多湿下でのシラン系表面含浸材の適切な施工方法に関する研究

作成年度 2023年度
論文名 高温多湿下でのシラン系表面含浸材の適切な施工方法に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 コンクリート工学年次大会2023
誌名(No./号数) コンクリート工学年次論文集Vol.45
発表年月日 2023/07/05 ~ 2023/07/07
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake)
耐寒材料チーム島多 昭典(SHIMATA Akinori)
抄録
シラン系表面含浸材は水や塩化物イオンの侵入を抑制する浸透性の保護材料である。塗布にあたってコンクリート表層を乾燥させる必要があるが,夏期の高温多湿下で塗布が行なわることもある。そこで,高温多湿下でのシラン系表面含浸材の適切な施工方法を明らかにすることを目的に塗布実験と暴露実験を行った。塗布実験の結果,厚い吸水防止層を形成させるには,塗布後,除湿など気中を低湿に調整する必要性が示された。一方,暴露実験では,多湿下での塗布でも使用する材料の種類や塗布回数によっては腐食抵抗性が改善する結果が示された。
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