作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | 火山灰質地盤における場所打ちコンクリート杭基礎の合理的な液状化対策に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第63回地盤工学会北海道支部年次技術報告会 |
誌名(No./号数) | 地盤工学会北海道支部技術報告集第63号 |
発表年月日 | 2023/01/26 ~ 2023/01/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
北海道大学大学院 | 磯部 公一(ISOBE Koichi) |
抄録 |
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火山灰質地盤の液状化のみにより杭基礎の安定が損なわれる場合に適用可能な耐震補強技術として,杭基礎周辺地盤を既設構造とは非接触の地盤改良壁で囲い込む格子状地盤改良手法の最外周杭からの離隔・改良強度の違いによる液状化抑制効果,既設杭へ及ぼす影響を,遠心力模型実験より検討した.その結果,実物換算杭径1,000mmの場所打ちコンクリート杭を対象とした実験では,離隔を実物換算杭径500mmの鋼管杭を対象とした実験と同じ杭径比としても格子間隔が異なることから地盤改良壁内側の過剰間隙水圧,杭の曲げモーメントの発生に無対策との大きな差は認められなかったが,せん断ひずみの発生,液状化に伴う杭の水平地盤反力係数の低減の程度が少なからず抑制されることが分かった.また,双方の杭種を併せた地盤改良壁内側の加振方向の格子間隔との整理から,橋梁上下部工および橋梁全体系に影響を及ぼさず液状化による杭の水平地盤反力係数の低減抑制効果を得る格子間隔として4.0~7.0mが目安と考えられ,求める性能に応じて改良強度との組合せを設定すれば良いと考えられた. |
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