作成年度 | 2022年度 |
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論文名 | オホーツク海沿岸部の海氷内の砂の含有量調査結果の概要と アブレシブ摩耗の可能性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第38回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | 寒地技術論文報告集 |
発表年月日 | 2022/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒冷沿岸域チーム | 木岡 信治(KIOKA Shinji) |
寒冷沿岸域チーム | 石田麻衣子(Ishida Maiko) |
抄録 |
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2008年~2021年にわたり,オホーツク海の海岸に遡上している海氷あるいは,沖合に座礁している海氷を対象に実施してきた.表層ほど砂の含有率が高いこと,内部層の含有率は表層にくらべて1オーダー小さいこと,沖合の氷は陸側の氷と比べ含有率は低い傾向にあること,等が確認できた.特に沖合側の氷や氷の内部層にも砂が含有していることは注目された.砂の含有率(質量濃度)は10-2~1 %のオーダー範囲でかなりバラツキがあるが,平均的には数‰のオーダーと考えられた.また単位面積質量(g/cm2)では,0.001~0.01のオーダーであり,アブレシブ摩耗試験での砂の散布量の標準値0.05g/cm2が概ね妥当であったことも確認できた.また中央粒径は,0.2 mm~1.5 mmの範囲でばらつくが,0.2 mm前後のものが多かった. |
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