| 作成年度 | 2023年度 |
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| 論文名 | 積層ゴム支承におけるゴムと鋼板の接着力評価試験方法に関する検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 令和5年度全国大会第78回年次学術講演会 |
| 誌名(No./号数) | 第78回年次学術講演会講演概要集 |
| 発表年月日 | 2023/09/11 ~ 2023/09/15 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地構造チーム | 寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro) |
| 寒地構造チーム | 佐藤 京(SATO Takashi) |
| 寒地構造チーム | 畠山乃(HATAKEYAMA Osamu) |
| (一社)ゴム支承協会 | 久慈 茂樹(KUJI Shigeki) |
| (一社)ゴム支承協会 | 今井 隆(IMAI Takashi) |
| 抄録 |
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| 積層ゴム支承は,耐荷力評価に影響を与えないように,ゴム部の破断よりも先に接着剤の剥離等が起こらないことが前提とされている.また,これを確認するための標準的な試験項目として,90°剥離強さ(JIS K6256-2:2013)が示されている.90°剥離強さとは,鋼板の一部分に加硫接着したゴム片の片方を引張り,その時の最大剥離力を鋼板幅t= 25mmで除した値である.一方,地震時においては,地震時水平力による上部構造の変位に追従するため積層ゴム支承はせん断変形する.この時,ゴムと鋼板の界面に発生する応力状態は,90°剥離試験におけるそれとは異なることが推察される.そこで著者らは,これまでに,地震時における積層ゴム支承の挙動を考慮したゴムと鋼板の接着力を評価するための最適な試験方法を検討するため,90°剥離強さ試験のほか,要素試験体の1面せん断試験を実施した.本稿では,1面せん断試験におけるゴムと鋼板の接着位置が試験結果に与える影響について検討するため,鋼板端部からゴムまでの距離を0mmおよび5mmとして製作した試験体の1面せん断試験結果の一部を報告する. |
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