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発表 気候変動による北海道の港湾稼働率の将来変化

作成年度 2023年度
論文名 気候変動による北海道の港湾稼働率の将来変化
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第70回海岸工学講演会
誌名(No./号数) 土木学会論文集 Vol. 79, No. 17 (Journal of JSCE)
発表年月日 2023/11/08 ~ 2023/11/11
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北日本港湾コンサルタント株式会社佐藤典之(Sato Noriyuki)
国土交通省北海道開発局早川哲也(Hayakawa Tetsuya)
寒冷沿岸域チーム岩﨑慎介(Iwasaki Shinsuke)
寒冷沿岸域チーム大塚淳一(Otsuka Junichi)
寒冷沿岸域チーム平野誠治(Hirano Seiji)
国土交通省国土技術政策総合研究所本多和彦(Honda Kazuhiko)
京都大学森信人(Mori Nobuhito)
北海道大学渡部靖憲(Watanabe Yasunori)
抄録
現在気候および将来4度上昇におけるアンサンブル波候予測データセットにより,苫小牧港西港区およ び紋別港の気候変動による荷役稼働率の変化を分析した.苫小牧港西港区については,岸壁の年平均稼働 率は上がり,紋別港については,気候変動による流氷の減少に伴ってフェッチが増加するため,来襲波高 の増大から稼働率は下がる.さらに,波候予測データは観測値よりも多くのデータを有することから,こ れまでの平均値の評価だけではなく確率的な評価も可能となり,目標とする稼働率によって気候変動の影 響が異なる場合があることが明らかとなった.
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