| 作成年度 | 2023年度 |
|---|---|
| 論文名 | 農業用管水路の空気弁内に発生する水撃圧 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名（No./号数） | 寒地土木研究所月報 第847号 |
| 発表年月日 | 2023/08/10 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 水利基盤チーム | 大久保 天（OHKUBO Takashi） |
| 水利基盤チーム | 萩原 大生（HAGIWARA Taiki） |
| 水利基盤チーム | 南雲 人（NAGUMO Hitoshi） |
| 抄録 |
|---|
| 近年頻発化している大規模地震災害において、水道管や農業用管水路の空気弁が甚大な被害を受けている。このような空気弁の破損は、管体内部に発生する地震時動水圧に伴って空気弁内に発生する水撃圧により引き起こされたと考えられる。ところが、筆者らの観測結果から、地震時だけでなく平常時においても空気弁内には水撃圧と考えられる水圧の急上昇が発生していることが明らかになった。その場合の空気弁内における水圧の大きさは1MPa以上に達する場合も少なくない。すなわち、観測を実施している水田灌漑用管水路の設計水圧をこえる水圧が同管水路の空気弁内に平常時においても作用している。本報は、そのような管水路の空気弁内に発生する水圧上昇の観測事例を示して、その発生機構を既往の近似式を用いて検証した。その結果、平常時に観測される水圧上昇は、管水路における流量操作に伴い空気弁内に発生する水撃圧であることが分かった。 |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
