作成年度 | 2023年度 |
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論文名 | 圃場内明渠を用いた水田灌漑の実証試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第849号 |
発表年月日 | 2023/10/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 越山 直子(KOSHIYAMA Naoko) |
水利基盤チーム | 池上 大地(IKEGAMI Daichi) |
水利基盤チーム | 大久保 天(OHKUBO Takashi) |
抄録 |
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農業従事者の減少や稲作経営の大規模化を見据えて、末端水利施設の簡略化や粗放的な水田農業を検討していくことが必要と考えられる。本研究では水田灌漑を省力的に行う方法として、乾田直播栽培を行う試験圃場(面積;7,150m2 )において、縁辺に沿って掘削した明渠(圃場内明渠)を用いた初期灌漑の実証試験を行った。取水強度45.7m3 /hで給水した結果、圃場内明渠からの越流により水足が進行し、約5時間で圃場全面を湛水できた。さらに、取得した実証試験データから、既往の水足進行モデルに基づいて、時間経過、取水強度および灌水面積の関係を定式化した。同式を用いれば、任意の時間内において圃場を湛水するために必要な取水量などを定量的に推定できることを示した。 |
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