| 作成年度 | 2023年度 |
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| 論文名 | 小樽港北防波堤 ―未来を見通す技術力― |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 土木学会誌 2024年1月号 |
| 発表年月日 | 2024/01/05 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 地域景観チーム | 岩田 圭佑(IWATA Keisuke) |
| 抄録 |
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| 明治以降、小樽港は北海道開発の流通拠点としての重要性が急速に高まり、運輸業、倉庫業が発展した。北海道開発を進めるために計画的に港を整備して防波堤を造る必要があったが、お雇い外国人含め、港を建設できる技術者はいなかった。そのような状況下で、廣井が実施した測量や試験施工に基づき、小樽港北防波堤の建設が始まった。難度の高い外洋防波堤を国内において事実上初めて、しかも日本人だけで成功させたのが小樽港北防波堤であり、現在も外洋防波堤としての機能を全うしている。 港湾の整備には、どれくらいの船がどう動くのか、どの程度のスペースが必要か、防波堤をつくることで砂がどう動くのか等々を、将来性も踏まえた広い視野で決めていく必要がある。また数値解析ができない時代に波浪や漂砂という複雑な現象を理解する必要がある。本稿では廣井がこれらの難題にどう対峙したのかを記す。 |
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