| 作成年度 | 2023年度 |
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| 論文名 | 北海道の農地におけるUSLEを用いた土壌流亡量評価と将来予測 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 農業農村工学会論文集 |
| 発表年月日 | 2023/12/07 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水利基盤チーム | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
| 水利基盤チーム | 田中 健二(TANAKA Kenji) |
| (株)北海道気象技術センター | 松岡 直基(MATSUOKA Naoki) |
| 抄録 |
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| 土壌侵食の危険度が高い大区画の傾斜畑が多い北海道全域を対象に,土壌流亡量予測式USLEを適用して圃場ごとの土壌流亡量を予測した.土壌流亡量の算出にはGISを用い,広域解析における係数設定手法を検討した.降雨係数の設定には,文部科学省が実施した気候変動適応研究推進プログラムで予測された降水量を利用し,将来の気候変動を想定した土壌流亡量を評価した.保全対策を行わない条件での土壌流亡量の地域性をみると,農地の年間許容流亡土量を越える圃場は急傾斜の普通畑が広がる道南などで多く確認された.普通畑において営農的な保全対策(横畝栽培)を実施しても許容土量を超過している普通畑については,持続的な農地維持の観点から,土壌流亡を抑制させる対策の必要性が示唆された.また,将来の土壌流亡量は,降雨係数の上昇により北海道平均で現在の1.26倍となると予測された. |
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