| 作成年度 | 2023年度 |
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| 論文名 | 吹雪対策施設の性能規定導入に関する一試案 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 寒地技術シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 寒地技術論文・報告集 |
| 発表年月日 | 2023/11/28 ~ 2023/11/30 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地道路研究グループ長 | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
| 抄録 |
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| 北海道の国道における吹雪対策施設(防雪柵、防雪林)は、道路吹雪対策マニュアルに基づいて設計される。防雪柵のうち吹きだめ柵や吹き止め柵の設計においては、整備箇所の30年確率の最大吹きだまり量と最大積雪深に基づき柵高が決定される。防雪林の場合は、最大吹きだまり量の平年値に基づき林帯幅が決定される。いずれも、一冬を通じた雪の厳しさを示す値を用いている。しかし、吹雪時に、吹雪対策施設がどの程度吹雪を緩和するのかという、防雪性能に基づく設計は行われておらず、そもそも要求される防雪性能が定められていないのが実態である。 防雪性能に基づく設計のメリットは、設計・施工の自由度の増加による新技術導入の促進にある。また、基準となる防雪性能を規定することで開発目標が明確になり、新しい防雪柵の開発や導入の促進にも貢献できると考えられる。 本報告では、これらを背景に、道路吹雪対策施設の性能規定導入について筆者が考えている事項を一つの試案として提案する。 |
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