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発表 湿雪雪崩及び土砂流出を伴う災害発生斜面における土砂移動に関する調査・解析

作成年度 2024年度
論文名 湿雪雪崩及び土砂流出を伴う災害発生斜面における土砂移動に関する調査・解析
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本地球惑星科学連合2024年大会
誌名(No./号数) 日本地球惑星科学連合2024年大会 講演要旨集
発表年月日 2024/05/28
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災地質チーム川又基人(KAWAMATA Moto)
防災地質チーム岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji)
防災地質チーム吉野 恒平(YOSHINO Kohei)
防災地質チーム倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki)
抄録
道路交通の安全確保において、斜面災害への対策は重要である。特に積雪寒冷地である北海道では、夏季の降雨に伴う土砂災害に加えて、冬季の雪崩を伴う土砂災害にも注意を要する。近年、気候変動による気象災害の規模や形態の変化とその影響が指摘される中、多量に積雪が残る時期の気温上昇や降雨に伴う融雪による湿雪雪崩の発生及びそれに付随する土砂流出が北海道内でも確認されている。この傾向は人為的な気候変動の影響で今後も続く可能性があり、湿雪雪崩及び融雪・降雨を考慮した土砂災害への対策は急務である。斜面災害の対策のためには、斜面災害発生地域における地形や堆積物特性を理解し、土砂災害の形態を把握することが重要である。 本研究では、北海道広尾町における土砂・雪崩災害の発生斜面を対象として、2006年7月及び2019年10月に取得された航空レーザー測量による数値地形図の差分解析により地形変化箇所を抽出し、抽出された地形変化箇所における詳細な地形地質調査及び土質試料の採集・試験を行なうことで、対象地域における土砂移動分布及びその移動形態について検討した。
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