| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 撥水性を向上したシラン系表面含浸材の暴露試験による性能把握 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2024/09/05 ~ 2024/09/06 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 大同塗料(株) | 水谷 真也(MIZUTANI Shinya) |
| 耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
| 金沢大学 | 久保 善司(KUBO Yoshimori) |
| 抄録 |
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| シラン系表面含浸材は施工性や経済性に優れ,塗布後の外観を変化することなく水や塩化物イオンの侵入を抑制する材料として広く使用されている.実構造物に施工した追跡調査では,塗布後15から16年経過後には表面の撥水性が低下しているものの,吸水防止層の残存が確認され,塩化物イオンの侵入抑制効果が認められている.シラン系表面含浸材の表面撥水性は数年で低下するものが多く,表面撥水性をより長く持続させることが出来れば含浸材としての効果を簡易に確認でき,また再塗布時期の目安となる可能性がある.表面撥水性の向上には樹脂系の使用が有効であり,建築構造物向けにはシランと耐候性に優れたふっ素樹脂等を1材料としたものが10年以上の撥水を維持している.この技術を活用した高濃度・高含浸タイプのシラン系表面含浸材の性能確認を目的に暴露試験を開始しており、5年間の調査結果についてまとめた. |
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