| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 石狩川水系忠別川で戦後に施工された霞堤群の排水処理機能に関する考察 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第44回土木史研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 土木史研究講演集vol44 |
| 発表年月日 | 2024/06/22 ~ 2024/06/23 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 元関西大学大学院 理工学研究科 | 皆田 峻(KAITA Shun) |
| 関西大学准教授 環境都市工学部 | 林 倫子(HAYASHI Michiko) |
| 大正大学招聘教授 | 寺村 淳(TERAMURA Jun) |
| 地域景観チーム | 岩田 圭佑(IWATA Keisuke) |
| 地域景観チーム | 榎本 碧(ENOMOTO Midori) |
| 水利基盤チーム | 越山 直子(KOSHIYAMA Naoko) |
| 抄録 |
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| 本研究では,戦後に策定された石狩川水系忠別川の全体計画における霞堤群設置目的の一つに,(内水・外水を問わない)堤内の氾濫水の排水機能,すなわち万一の氾濫を想定したフェイル・セーフの思想があったのではないかという仮説を立て,その可能性について考察した.その結果,忠別川霞堤群の設置目的は,後年にまとめられた『石狩川治水史』に明記された平常時の排水処理機能だけでは説明しがたいことを示し,あくまで状況証拠からの推測ではあるものの,特に1951(昭和26)年の全体計画検討段階で設置計画のあった開口部は,1947(昭和22)年の氾濫を念頭に,氾濫水の排水機能を狙って計画されていたのではないかという可能性を示した. |
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