| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 泥炭地盤の地震時応答特性に関する鉛直アレー地震記録を用いた評価 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第59回地盤工学研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 第59回地盤工学研究発表会発表講演集 |
| 発表年月日 | 2024/07/23 ~ 2024/07/25 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
| 寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika ) |
| 抄録 |
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| 過去に圧縮性が極めて高い泥炭地盤上の盛土を対象として,泥炭層厚と被害発生の有無について分析例えば1)が実施された.この中で泥炭層厚の厚い箇所で盛土の地震被害が多いと報告されているが,定性的だが,地震動によって泥炭地盤内で加速度や変位が増幅し,相対的に剛性の大きな盛土が追随出来ず被災したと考えられている.泥炭地盤上盛土の地震による被害を防止するには,地下水位以下に沈埋した盛土材自身の液状化に関しては,非液状化材料の使用で対処することが可能である.一方,泥炭地盤の地震時応答特性は定量的な知見が存在しないため,泥炭層厚や物性,盛土の有無などに応じた泥炭地盤の地震時応答特性を把握することが,泥炭地盤上盛土の合理的な耐震設計に資すると考える. 本報告は釧路湿原近傍で施工された釧路外環状道路の橋台背面周辺部の盛土および地盤内に設置した鉛直アレー地震観測記録のうち,泥炭層を挟む二つの加速度計を用いて泥炭地盤の地震時応答特性を評価した結果である. |
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