国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 断熱工法を用いたコンクリート舗装の凍上対策

作成年度 2024年度
論文名 断熱工法を用いたコンクリート舗装の凍上対策
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第857号
発表年月日 2024/05/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム上野 千草(UENO Chigusa)
寒地道路保全チーム大場 啓汰(OOBA Keita)
寒地道路保全チーム丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio)
抄録
コンクリート舗装はアスファルト舗装よりもわだち掘れやひび割れに対する耐久性が高く、舗装の長寿命化が期待される。しかしながら、寒冷地では凍上対策が十分に実施されない場合、早期に破損が生じる。本研究では、既設アスファルト舗装をコンクリート舗装へ打ち換える際の凍上対策として、XPS(押出法ポリスチレンフォーム断熱材)を用いた断熱工法の適用性について検討した。断熱材の保護および路盤の品質確保のため必要となる路盤厚さ、断熱材の耐力、および熱伝導解析による断熱効果を検討し、この結果に基づいた舗装断面で試験施工を実施した。その結果、良好な施工が可能であること、路床の支持力低下が懸念される融解期においても通常期と同等の支持力が得られること、期待される断熱効果が得られることが明らかとなった。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.