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発表 実規模積層ゴム支承を用いた加振試験による加振サイクルと内部温度について

作成年度 2024年度
論文名 実規模積層ゴム支承を用いた加振試験による加振サイクルと内部温度について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第27回橋梁等の耐震設計シンポジウム
誌名(No./号数) 第27回橋梁等の耐震設計シンポジウム講演論文集
発表年月日 2024/07/17 ~ 2024/07/18
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地構造チーム佐藤 京(SATO Takashi)
寒地構造チーム寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro)
ゴム支承協会久慈 茂樹(KUJI Shigeki)
ゴム支承協会植田 健介(UEDA Kensuke)
日本支承協会姫野 岳彦(HIMENO Takehiko)
寒地構造チーム徳江 良(TOKUE Tsukasa)
寒地構造チーム畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu)
抄録
道路橋の耐震性能の向上を図る目的で使用されて いる積層ゴム支承には,周期依存性や温度依存性等, 各種の依存性がある.特に低温環境下における依存が顕著に表れるゴム材料を用いていることから,著者らは,積層ゴム支承の低温環境下における依 存性について,地震動の加振速度を与えられる大型試験装置がなかったため、試験機能力以内の小型積層ゴム支承を用いた試験結果より知見を得ている. また,大島らや齊藤らも同様に小型試験体を対象 とした温度依存に関する検討を行っているが,ハード面の制約により大型の支承に対する低温時特性に関する知見が得られておらず,温度依存性が寸法効果に及ぼす影響についての議論が出来ていない. しかし,昨年度,国内初の実大免震試験装置が開発されたことにより,実規模支承を用いた試験が国内で可能となった.そこで著者らは,この装置を用 いて実規模積層ゴム支承を用いた温度依存と寸法効 果に及ぼす影響に着目した加振試験を実施した. 本検討では,積層ゴム支承の低温時加振試験を行った際の加振サイクルに伴う温度変化について検討を行った結果,加振により生じる水平荷重と水平変位により算定できる散逸エネルギーより内部温度を推定できることを示した.
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