作成年度 | 2024年度 |
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論文名 | 「道の駅」の整備効果とその発現プロセスに関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第860号 |
発表年月日 | 2024/08/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観チーム | 岩田 圭佑(IWATA Keisuke) |
地域景観チーム | 大部 裕次(OOBU Yuji) |
地域景観チーム | 上田 真代(UEDA Masayo) |
地域景観チーム | 福島 宏⽂(FUKUSHIMA Hirofumi) |
抄録 |
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道の駅は道路利用者の快適な休憩や移動支援を通じた交流人口の増加により、地域振興へ寄与することを目的とした社会インフラである。一方で、入込数や売上げの確保が難しい中山間地の道の駅では、必要とされる道路利用者の休憩や地域活動の拠点としての公的サービスに取り組みながらも、その機能・効果の発現に必要な運営体制の構築ができず、運営に苦慮している事例がある。また他方では、入込数や売上げを確保しながらも、経済利益に偏った運営がなされ、公的サービスが不十分な道の駅も見られる。こうした状況を踏まえると、道の駅がもたらす整備効果を適正に把握し、計画・設計段階の検討や、運営の支援・改善に取り組むことが重要と言えるが、それに必要となる整備効果の体系的な知見は示されていない。そこで本研究では、道の駅に関する記事や文献を調査し、道の駅による経済的効果と社会的効果の項目を抽出・類型化することで、整備効果どうしの相互関係を分析した。これらにより、道の駅が道路利用者を取り込み地域振興につながるまでの整備効果の関係性を明らかにし、これまで部分的・主観的に示されてきた整備効果発現プロセスの全体像を体系的に提示した。 |
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