| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 衛星画像によるオホーツク海沿岸の長期汀線解析 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第71回海岸工学講演会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2024/11/06 ~ 2024/11/08 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒冷沿岸域チーム | 大塚淳一(Junichi Otsuka) |
| 寒冷沿岸域チーム | 岩﨑慎介(Shinsuke Iwasaki) |
| 抄録 |
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| 衛星画像汀線抽出プログラム(CoastSat)を使用して、オホーツク海沿岸(宗谷岬~知床半島)の汀線解析(1984~2022年)を行い、ほぼ全ての砂浜で汀線が後退傾向(-0.17~-1.01m/year)にあることを示した。汀線の前進(後退)は海面高度(AVISO、1993~2022年)の下降(上昇)に対応していた。また、オホーツク海沿岸の海面高度のトレンドは+3.3~4.0mm/yearであることから、海面高度の上昇が汀線後退に寄与しているといえる。季節的な汀線変動をみると、冬季(12~2月)の汀線後退速度が著しく速い。オホーツク海では、海氷減少に伴い冬季の波浪パワーが増大している(Iwasaki, 2023)ことから、この影響が冬季の汀線後退速度の増大に寄与していると考えられる。 |
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