| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 海面上昇が設計津波水位に与える影響 |
| 論文名(和訳) | IMPACT OF SEA LEVEL RISE ON TSUNAMI WATER LEVELS |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第71回海岸工学講演会 |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集 特集号(海岸工学)80 巻, 17号 |
| 発表年月日 | 2024/11/06 ~ 2024/11/08 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 株式会社アルファ水工コンサルタンツ | 八木澤 一城(Kazuki YAGISAWA) |
| 株式会社アルファ水工コンサルタンツ | 光永 康二(Koji MITSUNAGA) |
| 北海道建設部土木局 | 高橋 和多利(Watari TAKAHASHI) |
| 寒冷沿岸域チーム | 大塚 淳一(Junichi OTSUKA) |
| 国土交通省国土技術政策総合研究所 | 加藤 史訓(Fuminori KATO) |
| 北海道大学大学院工学研究院 | 猿渡 亜由未(Ayumi SARUWATARI) |
| 東京大学大学院工学系研究科 | 田島 芳満(Yoshimitsu TAJIMA) |
| 京都大学防災研究所 | 森 信人(Nobuto MORI) |
| 抄録 |
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| 気候変動を踏まえた設計外力の検討が全国的に進められており、津波高に与える影響の把握が重要である。本研究は北海道沿岸を対象に海面上昇に伴う津波水位の変化を分析した。初期水位を変更した津波シミュレーションの比較より、初期水位が高いほど、特に湾状地形で津波水位の増大傾向が見られた。津波水位の経時変化より、第1波の津波水位は変わらないものの、反射による湾振動の影響が現れる第2波以降で初期水位による違いが顕著になった。また、津波水位スペクトルの比較より、スペクトルの概形は変わらないものの、初期水位が高いほどピーク周期が短周期側にシフトし、そのピークは増大した。第1波と第2波以降で海面上昇が津波水位に与える影響が異なるため、気候変動に伴う設計津波高の見直しに際し留意が必要である。 |
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