国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 排水機場ポンプ設備の電動化に向けた検討

作成年度 2024年度
論文名 排水機場ポンプ設備の電動化に向けた検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 令和6年度 建設施工と建設機械シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2024/11/27 ~ 2024/11/28
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地機械技術チーム中島 淳一(NAKAJIMA Junichi)
寒地機械技術チーム永長 哲也(EINAGA Tetsuya)
寒地機械技術チーム岸 寛人(KISHI Norihito)
抄録
河川用排水機場ポンプ設備は,内水被害から国民の生命と財産を守る重要な社会基盤設備である。本設備は豪雨等による出水時には確実な運転が求められるため,昨今の設備老朽化の進行による故障懸念や線状降水帯など降雨の激化による運転機会の増加により,施設管理者,点検技術者等は設備の維持管理に多くの労力と時間を要しており,その負担は大きい。一方,設備の管理を担う技術者,担い手不足への対応が喫緊の課題となっており,本設備の維持管理の省力化,効率化による生産性向上が求められている。 以上の背景から,本報告では排水機場ポンプ設備の主原動機をディーゼル機関から電動機に構造転換することで,点検の省力化と故障の低減効果が期待できること,及び停電時でもポンプ運転が可能な電動機への電源確保技術を選定,評価した上で,電源確保技術を構成する電源設備の1台当たりの電源容量と設置台数バリエーション案から,ポンプ運転の信頼性,冗長性を評価できることを提言する。
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