| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | FEM解析を用いた岩盤亀裂進展による崩壊現象の再現検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 日本応用地質学会令和6年度研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 日本応用地質学会令和6年度研究発表会講演論文集 |
| 発表年月日 | 2024/10/09 ~ 2024/10/11 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
| 防災地質チーム | 坂本 尚弘(SAKAMOTO Naohiro) |
| 防災地質チーム | 川又 基人(KAWAMATA Moto) |
| 防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
| 抄録 |
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| 筆者らは,塑性ひずみ量に応じた岩盤物性の強度低減を反映した数値解析を繰り返し行うことで,ゆるみ等による岩盤の劣化進行過程を再現する「FEMステップ解析法」を提案してきた.その中で,崩壊の要因となる亀裂等の不連続面について,ジョイント要素ではなく,厚みのあるメッシュ要素で弱層部としてモデル化し,従来の岩盤自体ではなく,不連続面を模した弱層部に対して,FEMステップ解析法を適用することで,弱層部の強度低下や強度低下範囲の拡大として,亀裂の開口幅の拡大や進展といった不連続面の劣化進行状況を数値解析的に再現可能なことが確認された.そこで,本稿では,亀裂進展に起因した過去の岩盤崩壊事例に対しFEMステップ解析法を試行し,風化等による背面亀裂の進展が崩壊に到る劣化進行のトリガーになることが再現確認できたので紹介する. |
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