作成年度 | 2024年度 |
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論文名 | 北海道における切土のり面の凍上・凍結融解対策とその選定手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第861号 |
発表年月日 | 2024/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 御厩敷 公平(ONMAYASHIKI Kohei) |
寒地地盤チーム | 山木 正彦(YAMAKI Masahiko) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地地盤チーム | 野村 孝志(NOMURA Takashi) |
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
抄録 |
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北海道のような積雪寒冷地における切土のり面では、温暖な地域では見られない現象として、冬期間の凍上現象やその後の融解期の表層部の泥ねい化や融雪水の流下、ならびに地下水の滲出等の影響を受けてのり面が崩壊する事例が多く確認されている。凍上等によるのり面表層の劣化については、融雪期に表層崩壊を引き起こすのみならず、豪雨によるのり面災害の大規模化を誘発している可能性も考えられており、現在まで様々な対策が研究、提案されてきた。しかし、現状においてこれらの対 策法は十分な広がりを見せていない。その原因の一つとして、多岐にわたる現場条件や気象条件に対しどの対策法を選定すればよいかが十分に整理されていないことが考えられる。 これを踏まえて本報文では、北海道において切土のり面の凍上・凍結融解対策工として採用されている対策を紹介するとともに、その特徴や効果、さらには課題について述べる。さらに、課題解決のために研究開発した切土のり面の新たな凍上対策技術について述べ、これらを踏まえた対策工法の選定手法を提案する。 |
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