作成年度 | 2024年度 |
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論文名 | 堤防決壊における土質材料の影響を評価するための水理模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第862号 |
発表年月日 | 2024/10/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 神原 柚乃(KANBARA Yuzuno) |
寒地河川チーム | 島田 友典(SHIMADA Tomonori) |
特命上席研究員 | 前田 俊一(MAEDA Shunichi) |
寒地河川チーム | 堀田 伸之(HOTTA Nobuyuki) |
国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部 特定治水事業対策官 | 亀井 尚(KAMEI Hisashi) |
国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部 特定治水事業対策官 | 佐々木 瞬(SASAKI Syun) |
抄録 |
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近年、集中豪雨の増加に伴い堤防決壊による洪水被害が多数発生しており、堤防決壊時の被害予測及び被害軽減技術の確立が求められている。そのため、越水に伴う堤防決壊現象に関する研究が様々な手法で進められているが、堤体や基盤の土質材料の違いが堤防決壊現象、特に破堤口の拡幅現象に与える影響は十分に明らかになっていない。そこで、本研究では堤体と基盤の土質材料の種類を変えて3ケースの水理模型実験を実施し、土質材料の違いが堤防決壊現象に与える影響を調べた。実験の結果、越水開始から破堤口の拡幅開始までの時間は堤体材料を砂礫土としたケースの方が短いことが分かった。一方、最終的な破堤口幅は堤体材料を粘性土としたケースの方が大きくなる結果が得られた。また、これらの結果を踏まえて土質材料による侵食形態の違いについて考察を行った。 |
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