| 作成年度 | 2024年度 |
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| 論文名 | 湿雪雪崩を伴う土砂移動の再現解析で求めたデブリの含水状況に基づく隣接道路斜面の災害発生規模の予測事例 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 動的画像処理実利用化ワークショップ2025 |
| 誌名(No./号数) | 動的画像処理実利用化ワークショップ2025講演集 |
| 発表年月日 | 2025/03/05 ~ 2025/03/06 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
| 防災地質チーム | 川又 基人(KAWAMATA Moto) |
| 防災地質チーム | 吉野 恒平(YOSHINO Kohei) |
| 抄録 |
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| 湿雪雪崩に伴う土砂を含むデブリが発生した道路斜面について,土石流の解析ソフトiRICを用いて,その計算条件である「液体として振る舞う土砂の割合」をデブリの含水状況に応じた変数として扱い,デブリの発生規模に関する指標とした道路端部への到達速度と到達高さを求めた.解析の結果,2mの高さで実際に道路端部へデブリが到達した時の速度は12.5km/hであったことが推定された.また,デブリ発生時の「液体として振る舞う土砂の割合」は31%であった.この結果を,隣接斜面に適用して道路端部に到達するデブリの高さと速度を求めた.その結果,到達高さは4.4m,到達速度は10.5km/hになることが推定され,実際のデブリ発生時と同等以上の「液体として振る舞う土砂の割合」でデブリが発生した場合,災害の発生した斜面よりも規模が大きい状況になることを予測することができた. |
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