| 作成年度 | 2025年度 |
|---|---|
| 論文名 | 北海道の吹雪強度に対する気候変動の影響評価 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第868号 |
| 発表年月日 | 2025/04/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 雪氷チーム | 菅原 邦泰(SUGAWARA Kuniyasu) |
| 北海道大学 理学研究院 教授 | 稲津 將(INATSU Masaru) |
| 雪氷チーム | 原田 裕介(HARADA Yusuke) |
| 抄録 |
|---|
| 本稿では、低確率で発生する極端現象を含む吹雪障害について、その発生頻度や強度の将来変化評価を行った結果を紹介する。北海道内のアメダス羽幌、網走、浦河、岩見沢4観測地点を対象とし、気温、風速、降雪強度に対してバイアス補正を施した。その後、吹雪障害の指標である時間吹雪量を大規模気候変動予測データベースであるd4PDFの過去実験と2℃昇温実験において推定した。その結果、将来気候において視程障害を伴うような激しい吹雪の発生頻度は減少することが示された。時間吹雪量の減少量は特に浦河で大きく、このような変化は厳冬期である12月から2月における積雪日数の減少と関連していることが示唆される。 |
| このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |