| 作成年度 | 2025年度 |
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| 論文名 | 落石防護土堤の中型模型実験 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第872号 |
| 発表年月日 | 2025/08/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
| 寒地構造チーム | 石原 寛也(ISHIHARA Hiroya) |
| 寒地構造チーム | 西村 敦史(NISHIMURA Atsushi) |
| 名古屋工業大学大学院 高度防災工学センター 教授 | 前田 健一(MAEDA Kenichi) |
| 豊橋技術科学大学大学院 建築・都市システム学系 助教 | 内藤 直人(NAITO Naoto) |
| 抄録 |
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| 落石防護土堤は、エネルギーが大きく、跳躍高が小さいと想定される落石への対策工のひとつである。現場発生土を利用することができ、施工や維持管理も容易なため、道路と斜面の間に十分な空間がある場合には、落石防護擁壁や落石防護柵等の他の対策工に比べて経済性の高い対策となる。落石防護土堤の設計においては、落石の運動エネルギーを吸収・消散させるという設計の考え方は示されつつも、それらを具体的に照査する性能設計法を確立するには至っていないのが現状である。本研究では、落石防護土堤の性能設計の確立に向けた実験的検証の一環として、落石防護土堤の耐荷性能や破壊性状を確認することを目的に、実規模の1/2スケールを想定した中型模型を対象に静的載荷実験および重錘衝突実験を実施した。静的載荷実験の結果、土堤が受ける荷重と重錘貫入量の関係や最大荷重以降の挙動を含む破壊性状を確認した。また、重錘衝突実験の結果、土堤衝突後の重錘の挙動として、並進速度、角速度、重錘衝撃力、運動エネルギー等の推移を示すとともに、構成材料の違いによる破壊性状の違い等を示した。 |
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