| 作成年度 | 2025年度 |
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| 論文名 | コンクリート表層の品質向上対策に関する検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第874号 |
| 発表年月日 | 2025/10/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 耐寒材料チーム | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
| 耐寒材料チーム(現 土木研究所 戦略的イノベーション 研究推進事務局 上席研究員(特命事項担当)) | 三原 慎弘(MIHARA Norihiro) |
| 抄録 |
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| 建設後50年以上経過する社会資本ストックが今後急速に増加することから、その老朽化に対する維持管理・更新費用の増大が見込まれている。このため、コンクリート構造物の更新あるいは新設にあたっては、建設時にコンクリートそのものの品質を向上することでその耐久性が確保されるため、将来的な維持管理コストの縮減が可能となる。特に、コンクリートの劣化因子はコンクリート表面から侵入するため、表層品質の向上が極めて重要となる。 本研究では、コンクリートの表層品質向上対策について検討した。その結果、透水型枠シートを用いることにより、コンクリート施工時に生じるブリーディング水が排出されるため、コンクリート表層の透気性や吸水性が低下し、スケーリング抵抗性が向上することが明らかとなり、透水型枠シートの使用はコンクリートの表層品質向上対策として極めて有用なことを確認した。 |
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