作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 道路の切土のり面への中低木導入の重要性と適用樹種選定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第53回(平成21年度)北海道開発技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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道央支所 | 横山 博之(YOKOYAMA Hiroyuki) |
道央支所 | 吾田 洋一(AZUTA Youichi) |
地域景観ユニット | 松田 泰明(MATSUDA Yasuaki) |
抄録 |
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道路審議会答申(1999)では、道路のり面や中央分離帯を樹林により緑化する方針が示されている。平成7年10月の生物多様性国家戦略、平成19年1月の特定外来生物法などから、地域性種苗を使ったのり面緑化が望まれている。[*]しかしながら、積雪寒冷地では、道路の切土のり面への樹木導入は難しい技術とされ、従来積極的には行われてこなかった。本論文では、切土のり面へ樹木導入する際の、のり面勾配、土質・地質別適用工法、植栽工施工時期を明らかにした上で、北海道の地域に応じた樹種選定表を作成し、木本緑化に適したNETIS登録工法を客観的選定項目を入れ発表した。[*]人間に寿命があるように樹木にはも寿命がある。しかしながら、本発表で選定した中低木樹種は、こぼれ種や地下茎で更新されやすい樹種を選定しているので、当初導入した個体が寿命を迎えても、次の世代がのり面に出現し、これを繰り返す。[*]また、中低木緑化されたのり面は、定期的な点検は必要であるが、高木伐採の必要性が少ないので、低廉な維持管理費が見込める。 |
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