作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 洪水時における砂防堰堤に設置された折り返し魚道周辺の流速特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(環-12) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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日本大学理工学部 | 安田 陽一(YASUDA Youichi ) |
水環境保全チーム | 森田 茂雄(MORITA Shigeo ) |
水環境保全チーム | 新目 竜一(SHINME Ryuichi) |
抄録 |
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近年の河川整備においては、利水・治水だけでなく、生態系の保全にも配慮するために河川横断構造物に魚道を設置するところが多くみられる。しかし、河川構造物周辺の洪水時の流れが、魚道を設置することによってどのように変化するのか不明な点が多い。近の研究では、突出型魚道、引き込み型魚道が設置された場合の洪水時における魚道周辺の流況特性が示され、プール式魚道内の構造によって洪水時の流れによる礫の排出機能が異なることが明らかにされている。しかしながら、従来の折り返し魚道における洪水時の水理特性が解明されていないため、洪水時に輸送される礫が魚道内および魚道下流側で堆積し、魚道としての機能を失うことが多い。既設の河川横断構造物の魚道を整備する場合、魚道内での礫の排出機能を持たせることは、魚道管理上必要である。本研究では、洪水時を対象に折り返し魚道下流端の設置位置、および魚道開口高さの違いにより、折り返し魚道下流側の流速場にどのような違いが見られるのか実験的に検討を行った。 |
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