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 建築工事における仕上面積の積算について

作成年度 1958年度
論文名 建築工事における仕上面積の積算について
論文名(和訳)
論文副題 昭和32年度(70)
発表会 昭和32年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和32年度技術研究発表会
発表年月日 1958/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
桐生育保
抄録
建築の工事費概算を行うに当っては、先ず仕上面積の積算から始めることが最も効果的であると思われる。これは壁の延長・仕上面積をもとにして、木造建物であれば軸組の延長から、また、RC造であれば各仕上面積に床・壁・天井などの厚さの1/2を乗ずるとRCの量が計算でき、したがって、建築工事の内で、最大のウエイトを持つ構造部分の工事費が、併せて概算できるからである。積算も概算の段階では未だ図面も完全なものではないであろうし、また本設計に至って、大きな訂正や、変更なども行われるであろうから、あまり小さな点にかかわらず、極く大雑把に面積計算を行い、概算の要求に応じようとするものであるが、そのような方法の一つとして、次の略算法を述べるものである。
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